賞状の筆耕を行う時の基本の書体は楷書です。しかし、依頼者によっては、行書体、草書体、隷書体で書くように依頼が来る場合もありますので、それぞれの書式で書けるように知識を身に着けておくことをおすすめします。

賞状の筆耕を仕事にしたい場合、必ず賞状書士1級の資格を持っていないと仕事が出来ないという訳ではありません。しかし、賞状書きには独特のルールがありますので、それを知っていなければ、長年書道を学んでいたとしても急に書くのは難しいです。

賞状の筆耕をする時には、ルールに則った上で、自分でレイアウトを考えて、適した字体で書く必要があります。

仕事にする場合は、依頼者から文面を考えて欲しいという依頼が来る場合もありますし、原稿の添削も依頼されることもあります。

資格が無ければ仕事が出来ないという訳ではありませんが、資格に相当するだけの知識は持っている必要があります。

賞状の筆耕に関しての知識は、通信教育や学校に通うなどの方法で学ぶことが出来ます。

筆耕の仕事は、技術を身に着けているだけでなく、経験と知識が必要です。

依頼者からまた依頼したいと思ってもらえるように、期日には必ず間に合わせるなど、仕事を誠心誠意行うことが第一歩です。